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左下腹部がシクシク痛い!
先日、大腸検査、いわゆる内視鏡検査を受けてきました。
きっかけは、左下腹部の5年程の痛みです。
痛みと言っても、激痛ではなく、シクシク痛くなる時があります。
例えば今日は感じないのですが、場合によってはその鈍痛は朝から晩まで1週間程度続くこともあれば、疲れた夕方頃から痛くなることもあります。
はじめは、婦人科系を疑い、2回ほど婦人科での検査を受けました。
2018年に受診した婦人科のカルテがある阿佐ヶ谷の林脳神経外科メディカルクリニックというところで診てもらいました。
ですが、結果は問題なしだったので、気のせいかなと放置していました。
ところがまた6月頃、毎日痛みが続き再度内科健診を受診しました。
林脳神経外科メディカルクリニック – 丁寧な対応
林脳神経外科と聞くと、脳神経外科の専門で、内科や婦人科があるようには思えない名前ですね。
阿佐ヶ谷には河北病院という総合病院があるのですが、今回は以前婦人科でお世話になったこちらのメディカルクリニックに行くことに決めました。
3年ぶりの訪問だったのですが、コロナ禍の中、こちらのクリニックは入口に人を配置して、丁寧な対応をされていました。
予約は取れないので、日によっては混んでいて少し待つことはあるかと思いますが、比較的スムーズで、私の感覚では毎回15分-20分程度待てば、診断していただけるようなイメージです。
1回目は、先生に症状を説明して、まずはCTとエコーをおこなってみることになりました。
今まで、CTもエコーもおこなったことないので、ドキドキですが予約を取り、まずはひと安心。
結果は特に問題なし。
結果をお知らせいただいた先生は、初回の先生とは別でしたが、1回目の先生同様にお話をちゃんと聞いてくださるのでなんだか救われます。
私の町のお医者さんのイメージは、データで悪い部分が出ないと、「気のせいだから」と患者を軽くあしうと思っていたので、安心しました。
昔の先生とは違いますね、最近の先生は。
医療は技術でなく、究極のホスピタリティサービスです。
先生には聴く力って大事なんだろうなぁ。 同じく患者は、適切に症状を伝える力が要求されているのだと思います。 そうでないと、お医者さんは判断つかないですよね。
話は逸れましたが、CT、エコーともに問題がなかったことは良かったですが、果たしてこの鈍痛は何なのか、解決には至らず、今度は大腸検査を提案していただきました。
ありがたかったです。
と、言うのは5年程鈍痛が同じ場所にあるので、今回はしっかり原因を追究したいと思っていたからです。
大腸検査って大変そうで、少し怖いですが、とりあえず承諾ました。
そして看護士さんに大腸検査前の準備のためのオリエンを15分程度かけておこなっていただきました。
大腸検査前の食事や薬 – 水便になるまで大変だ
検査2日前より、食事制限がはじまります。
基本的には、2日前は、炭水化物多めであまり体に負担のかからないものでOK。
食べてよいもの
うどん、豆腐、やまいも、じゃがいも、食パン、バナナ、りんご、プリンなど。
避ける食べ物
こんにゃく、そば、もやし、えのき、ごぼう、すいか、きうい、イチゴ、天ぷら、わかめなど。
お茶、お水は時間に関係なく、たくさん飲みます。
1日前は、支給された朝、昼、晩の食事をいただきます。
シチューや、雑炊、リンゴすりおろしジュースなど、水っぽい食事が主となります。
もともと、固形より水分が好きな私には、それほど苦痛ではないですがやはり少しお腹が減ります。
夜に、アルコール制限の明記がなかったので、自分の解釈でお酒は飲みました(( ´∀` )
そして、1日前にはマグコロールと言う下剤を午後9時頃に飲んで就寝。
検査当日は朝から、大変です。
まず、食事はできません。
そして、コップ1杯の水で、ガスコン錠を1錠内服します。
その後が、もっとも私には辛かった。
モビプレップという溶解した下剤を2リッターのお水とまぜて、1リッター飲み続けます。
これがあまりおいしくない。
そして、便は徐々に水様便となります。 4-5回は行きましたかね。
検査は午後3時からでしたので、それまで便を出し続け、ほぼ空っぽ状態にします。
ここまでは、自宅でおこない、そして、いざ病院へ。
内視鏡検査で大腸を洗いざらい診察
病院へ到着すると、血圧を測って、検査準備をおこないます。
なんだか、まだ完全に水便となっていないかもしれないですが、ちょっと怖くて便を見ていません。
便は水便になっていますか?
ほぼなっていると思いますが、見ていないです。
では、こちらにもお手洗いがあるので、そこで便をして、必要だったら見せてください。
と、言われ、たじたじだが、いったん便をしてみる。
水のような便音と感触だが、勇気をもって振り返って便器を見ると微妙な感じ。
あの、便が出たんですが診ていただいていいですか?
うーん、まだ少し残っていますね。 仕方ないので、すべてきれいに大腸が見れるかわからないですが、おこなっていきましょう。
と、言うことで心配になりながら、診察台へ。
先生が、ご挨拶してくれていたが、看護士さんが診察台に私をいざない、大腸検査のための体の形をつくるため、先生の言葉はほど耳に入らない。
用意ができたところで、
では、始めて行きます。力を抜いてください。
その後はあまり覚えていない。 目をつぶっていたし、お薬のせいかあまり記憶にない。
だが、しばらくすると、内視鏡が入っている画面を少し見ることができた。そのころにはほぼ終わりかけで、先生と看護士さんの会話がおぼろげながら聞こえた。
そして、終了。 肛門から入る痛さや抜く痛さはほとんど感じなかった。
そして、先生との会話
今回、3ヶ所、ポリープがありましたので、切除しました。 左下1か所と、右に2か所です。
ですが、良性だと思うので心配ないです。 これが左下の痛さとはほぼ関係ないと思います。念のため、細胞検査にまわしています。 痛みと直接関係はないですが、ポリープが見つかったので、大腸検査をして良かったですね。
そうですか、3ヵ所もポリープがあったんですね。
普通の女性より少し大腸が長いですね。通常は7-80cmですが、90cmほどだと思います。普段から便秘になりやすいと思いますので、次回はもう少し下剤は飲んだ方がいいですね。
また、定期的に検査をお勧めします。
そっか、大腸が長いから便秘気味なのかと納得。
細胞組織を検査のため採取していますので、2週間後にまた診察に来てください。本日はおつかれさまでした。
3ヵ所も切除したわりに、体には何の痛さもなく、普通でした。
ただ、1週間アルコール禁止らしく、そちらの方が心配になりましたが、これも良い機会なので断酒します。