日本には約26万人の外国からの留学生がいる。
そのうち4割が中国人。次に多いのがベトナム人。
この二か国で過半数を占める。
だが、両国の留学生が置かれている状況は大きく違う。
中国は3億人はいると言う中間所得層のゆとり、そして自分探し世代の留学。
一方、ベトナムは給与2万円そこそこの世帯の青年が日本語を学習し、その後ベトナム現地の日本企業の雇用を期待した留学だ。
こちらは自分探しどころではない。
そしてそこに群がる留学斡旋業者、その甘い勧誘で約130万円もの大金を払って留学生は日本へ来る。
その時点で青年あるいはその親は借金を抱えるものだから日本へ来るとバイトに精を出し、日本語学校の授業もそこそこ。
どうやら中国とベトナムの状況はそこまで違うようだ。
だが、驚くのは今や日本の中間所得層より断然お金持ちの中国人。
その息子、娘は少々メランコリー、クリスタルブルーな状況
ひるがえって、日本を考えると高齢化が進むわけだから、今後も海外からの働き手を増やしたく介護士さんなど日本人がやりたがらない職種を海外からの就労者の雇用で確保する動きである。
まぁ、そういってると、ほとんどの労働は日本人でなくて良くない? そのうちAIも出てくるし。
さて、日本人は何をするべきか?