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白内障手術直前の心はかなり不安でローです。
突然ですが、今日は2024年1月11日、なんと111です。気がついていなかったんだけど、まさに何かをスタートするのにふさわしい日です。。偶然ですが、勇気づけられる日になりました。
そして、今から私は手術を受けます。白内障手術は失敗はないと言われていますが、それでも目をいじられるのは怖いもの。 網膜剥離手術が約5年前、その時の恐怖が蘇ります。
そもそも、目が良い私が、網膜剥離になるなんて!! そのうえ、白内障が早く来ますと言われたとおりに、とうとうそのタイミングとなりました。
剥離のときの先生は、名医らしいけど、くせあったわー、今回の先生は大丈夫そうだけど、腕は前の先生の方がいいんだろうな。 なぜなら、40代の先生だけど、前の先生は知名度高く、自分の先生の先生だと言うことだから。 今回も名医に行くべきだったのかな、不安。
ここ1年、盲目剥離をした右目の視力低下が進み、最近は近いものを見るのも一苦労。左目を酷使していてものを見てると思い込んでいました。 手術前日までは少なくともそう思っていました。
ですが、実際は左目の老眼が進んだことが原因で、右目が見えないだけなのかもしれません。 と言うか、確かに右目も視力低下していますが、左目の状況もあるため相乗的に悪化しているという状況だと思います。
今回のはじまりは、近所のかかりつけの眼科に行き、白内障の手術を進められ、手術ができる大きな病院を紹介され、年末に受診し、1月11日の手術が決まりました。
なので、2024年の年始は不安をかかえながらのスタートとなり、エネルギッシュなスタートダッシュを切れませんでした。心と体力の問題ですが、あまり焦らずゆっくり心を落ち着かせてのんびり過ごしました。
また、その前日はどうしても外せない用事がありました。 あまり気が進みませんでしたが、この日しかなく、手術前日の1月10日は、友人と夜食事会を約束しました。 6月にアメリカに行こうかと計画中ですが、いまいち気乗りがしていない状況です。理由はこの手術と、円安につきます。
なんか、気が乗らん。そもそも目が回復しないと行けないし。 それに1月2日に飛行機事故あったしなー。
まっ、それでもスケジュールを遅らそうとは切り出せず、いったん話は継続中です。用心してノンアルビールで我慢し、フレンチをいただき任務完了です。
その後午後10時半頃、家路につき、1泊2日の初めての入院準備をしました。そこは難なく乗り越えてそして当日朝10時に入院しました。
白内障手術当日の段取りはスムーズです
家を朝9時過ぎに出て、病院へ9時40分頃に到着しました。病院の待合には人が溢れていましたが、自動診察受付をすませ、担当科の診察カウンターへ待たされることもなく足を運べました。
その後もスムーズに15分ほどで診察室へ。前回の女性の先生だろうと思っていましが、なんと、診察は20代と見える男性先生におこなってもらいました。 若すぎて少し心配になりましたが、まっ、診察なのでこらえます。
この病院はグループ制で担当医師がつきません。前回の40代前後の女性医師が手術をしてくれるはずですが、それもなんだか本当かどうかもわからず不安です。 まさかこの若い先生が手術をするのでしょうか? それはちょっと不安。
とりあえず、白内障だという自覚が自分にはあまりないので、白内障の症状について質問をしました。 そうすると説明は上手で、私の個別事象も少し理解できました。何やら屈折して見えるとか(詳しいことは忘れましたが)先生がしっかり説明してくれたので一安心しました。
そして、その後入院手続きに向かいました。 入院手続きもスムーズで、保険の支払いを受けるための書類について聞きましたが、それについての回答と私の聞きたいことが噛み合わず、これは私の保険が何をカバーしているかをまず把握するべきなので、私の問題と自己認識して終了。
自分で8階の入院患者フロアへ行くように説明を受けて、エレベーターに乗り込みました。 入院用のエレベーターに少し迷いましたが、それもクリアし、8階の西側ナースステーションへ行き、個室に案内いただきました。なんと、ほぼナースステーション斜め向かいなのでこれもいい感じです。
部屋は、ベッドとテレビ、洗面台、ソファーなどがあり1日過ごすには十分です。窓から景色も見えます。テレビとWIFIのキーも2階で受け取ったので、それを差し込んで後は、薬剤師さんが来るまで待つようにと言われました。
ほどなく、薬剤師さんが来て、手術前に4回、30分おきに瞳孔を開く目薬をすることと、術後の目薬の説明がありました。
その後、担当看護師さんから、今からの説明を受けてすべてがシステマチックでストレスはほとんどなかったです。 しいて言えば、12時半の目薬時間になっても看護師さんが来ず、忘れていた?模様でした。
あっ、それと、食事ですが、思っていたよりゆっくりめで、昼食は12時半頃でした。これは毎回そう思ったのですが、夕食も18時半過ぎ、朝食も7時半頃だったかな。以外と遅めです。病院だからもっと早いと思っていました。
話をもとに戻すと、11時、11時半、12時、12時半だったか4回瞳孔を広げる目薬をさしに看護師さんが部屋を訪れます。
だんだん、緊張してきたな。 大丈夫かな。
あと、30分もすれば手術だよ。 来るときが来たよー
とうとう手術がはじまります
13時20分頃に、看護師さんがやってきて、手術準備ができましたのこと。
きゃっ、まだ心の準備ができていないよー
と、思ったが、冷静そうに振る舞い、指示されたように車椅子に乗ってみました。 なんか本当に病人になった気分です。
手術用のキャップをつけて、さぁ、出発です。
看護師さんに車椅子を押してもらいながら、思ったことがあります。
へー、車椅子ってこんなにスムーズなんだ。それにすごく早いスピードに感じる
なんせ、車椅子に載せられたのもはじめての体験です。 手術室まで、裏のエレベーターからすいすいと行きます。
3階に降りて、そして手術室のドアを開けて到着です。 そこからがすごいシステムです。手術室に入ると3名ほどの先生と看護師さんが3名ほどすでに待ち受けていました。
そして、私が入ると、皆さんがテキパキと動き出します。 私は車椅子から手術椅子へ移され血圧計をつけられました。そして麻酔が始まりました。そうこうしていると先生が私の右目に目を開けるためにテープを貼り付けます。
まな板の上の鯉状態だ。もー逃げられん。怖いわー
今回担当する先生は女性なようです。 私の中では最初に診察してくれた先生と同一にそのとき思わなかったのですが、同じ先生だとわかったのは術後です。
手術がはじまると、なんだかものすごい光が目に入ります。
眩しすぎる。 それになんだか目から見える光は3つあってこれであっているのかもはや破壊しているのか・・・
先生は、患者である私に声をかけてくれるので安心感はあります。 うまく行っていますと言われると安心するし、経過もわかります。ただ、やっぱり手術中は気持ちがそわそわします。
先生は、繊細かつ大胆に目を手術しているんだろうと思いますが、その様子は私には見えず、ただただ声と自分の目をいじられている感覚しかわかりません。
光は手術中ずっと眩しいほどあびせられ、万華鏡のように泡が3つ見えたり、2つに見えたりします。全体的にはピンク色だったかな。
手術終了直後、どっと疲れました
30分弱ほど経ったかな。 手術が無事すみましたと声をかけてもらい終了。その後眼帯をされて、車椅子へ戻り廊下へ。これがまた、めちゃくちゃシステマティック!!! 素晴らしいです。
病棟の看護師さんがお迎えに来るまで、廊下で待ちます。 手術の看護師さんから声をかけられ気分はどうか、現状の様子を聞かれました。 そしてその内容は8階の迎えにきた看護師さんへ申し送りがなされ、8階に戻ります。
病棟看護師さんから、手術の感想を聞かれながら病室へ戻りました。
相当緊張していたのか、疲れたのでベッドに入ることを選択しました。 しばらく横になります。
30分ほど休憩した後、看護師さんが来られました。そして、少し歩いてみましょうと言うことで数歩歩くと、大丈夫ですねということで完了です。
だいぶ落ち着いたのですが、もう少し横になることにしました。そうしてぼんやり過ごしていて、夕方5時半頃、先生が入ってこられました。先生は、なんと初診を見ていただいた人で、かつ手術もこの先生だったんだとやっとわかりました。
色々質問をして答えてもらったのですが、私の右目は0.06程度だったらしいのと、今回の人口レンズは3-4m先に合わせたと聞きました。 それと手術はうまく行ったが、剥離していたから問題は思ったとおりになったかだとか。
えー!! 所詮はモルモットか、私は。 3-4m先がいいかは聞いてほしかったな。
安心した気持ち半分、術後の不安半分です。 とにかく、少し緊張がほぐれお腹が減りました。しょうがないから、コンビニでコーヒーでも買ってきます。 時はすでに18時頃です。
術後の夜の過ごし方
18時半頃になってようやく夕飯が運ばれてきました。 あまりに遅いので自分で取りに行くのかなと思い出ていった途端、持ってきてっくれました。
夕飯は、魚のパン粉焼きと、トマトと卵の煮たものとご飯、お漬物でした。味はめちゃくちゃ薄いですが、これくらいがいいのかもしれないですね。
ところで、血圧のことですが、125, 135, 124, 117, 112とだんだん下がってきました。 これは減塩とアルコール断のおかげでしょうか? なんか健康になりそうです。このままでの生活が続けばですが。
夕飯後、時間がずいぶんあり、暇なので、レストランやラウンジ、コンビニの見学をしました。
病院ツアーを終えた後、部屋に戻り、仕事を行いだしました。 するとまぁまぁ時間をかけて仕事をしました。21時半頃に、看護師さんが部屋に来られ「大丈夫ですか?」と声をかけてこられました。
はい、もう少ししたら寝ます。
そして、自販機で栄養剤を買い、乗んでエネルギー補給のうえ、就寝です。
といってもそんなに寝られないため、うつらうつらでした。
朝、5時半頃目を覚まし、また仕事をスタート。
看護師さんが、朝早いですねと声をかけられました。 で、ここからが長かった。8時頃までご飯もこないし、することないし。 コンビニも空いていないし。
術後1日目の朝は、眼帯はずしーの部長診断からスタート
8時前には食事が来て、その後看護師さんがそろそろ診断なので、眼帯を外しましょうということで眼帯を取ってくれました。
ものがちゃんと見えるのか不安です。 眼帯外すのはちょっと痛かったですが無事ものは見えました。
見えるのが鮮明かと言われるとあまり変わらない気がします。正直左目だけのときと遠くを見るときは変わらないです。
近くを見るのが楽になったかというと逆で見えにくいです。
そして、部長さんの診断があるということで、メガネとマスクの着用を促され、診察室前へ移動しました。
そのとき、昨日手術を受けた女性2名、男性1名と前後でお部屋前で待ちました。みんなご高齢で私より20歳は上の方のようです。
ちょうど前の陽気なおばぁちゃまは、耳が少し遠いようでしたが私が白内障用のメガネをしていることに興味を持たれていました。
そして、そのおばぁちゃまの診断をドア越しで聞くと、女性先生が話を早く切り上げたそうに退院して大丈夫と促していました。
そして私の番です。 ここで驚いた事件が置きました。
なんとその部長らしき先生は、私の手術した目をあろうことか左目ですね? と疑いも持たず間違えました。
少なくともその科で一番上席の人が間違えるなんて。看護師さんだって、薬剤師さんだって間違っていなかったのに、なんてことでしょう。
最悪だ、この先生に手術されずに良かった
眼科の先生が目を見るのに、カルテで把握もろくにせず間違うなんで失格です。
私がぼけていて、そうですといったらどうしたんですかね?
いっきに不信感がでたところで、とにかく退院許可が出て退院になりました。
未だに近くが見にくい状況ですが、様子を見ます。