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オリックスの株価
オリックスの株を購入して、はや1年半、株価はどう推移したか? ちょうど一年前にブログを書いているので業績も比べて見ておきます。
まず株価は、約30%上昇していて、200株保有している私にとって、現時点で81,200円の含み益です。
日付 | 株価 |
2020年6月13日 | 1,465円 |
2021年7月4日 | 1,898円 |
そして、今年の配当は6,853円でした。
2021年3月期の配当性向は32%から50%に大幅アップして、1株あたり78円です。これはコロナ下で立派です。
ふむふむ、まぁまぁの成績です。このまま、ガチ保銘柄の一つです。
あまり配当狙いの投資戦略はもっていませんが、この状況で売る必要はないですね。
チャートを見てみると、コロナショック以前にほぼ回復してきています。 これ以上、上に行くのかどうかは今後の会社の業績次第でしょうか。
今オリックス株を買うのはお勧めできないですが、様子見て安くなる時がまた必ず来ると思うので、その時に買われることをお勧めします。
オリックスの株主優待
オリックスの株主優待は、ギフトカタログで有名ですね
食品が主で各地域のカタログ数が比較的多めですので選ぶのが楽しいです。
とっても欲しい商品があるわけではないのですが、食品なので消費するので困りはしません。ちょっとしたショッピング感覚で選べます。
今年は、魚の切り身セットを申し込みました。 自宅でご飯を食べる機会が増えたのでちょうどいいかと思いました。また、自分ではあまり魚の切り身の味噌漬けとか買わないので、もらえるなら試してみようかと。
オリックスの業績
株主総会のご案内を見ていくと、微妙に去年言っていることと変わってきています。
まず、目標とする経営指標ですが、3つの軸に対して、なかなか厳しい状況です。
2021年6月 (2020年4月1日から2021年3月31日迄) | 利益成長 | 資本効率 | 健全性 |
目標 | 株主に帰属する純利益3,000億円超 | ROE11% | A格維持 |
結果 | 株主に帰属する純利益1,924億円 | ROE 6.4% | A格以上 |
税引前の当期純利益は2,876億円で前期と比べると30%減です。
配当性向は自社株買いをおこない50%超えているけど、2021年3月期の純利益の減少が、とうしんこには良く理解できていないです。
何を言いたいかと言うと、営業収益、営業利益ともにほぼ前期比横ばいなのになぜ、純利益がこんなに差があるのかがわからないです。誰か教えてください。
単位 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | |
営業収益 | 百万円 | 2,434,864 | 2,280,329 | 2,292,708 |
営業利益 | 百万円 | 329,438 | 269,681 | 258,814 |
当社株主に帰属する純利益 | 百万円 | 323,745 | 302,700 | 192,384 |
ROE | % | 11.6 | 10.3 | 6.4 |
セグメント別利益
多角経営の強みだと思いますが、セグメントにより激減しているところを、うまく他のセグメントでおぎなっていますね。 と言っても全体では大きく下げています。
不動産、輸送機器、事業投資が大きく下げ、その代わりに地味に保険、金融・クレジットは利益が増加しています。
銀行クレジットに関しては、銀行における投資用不動産ローンからの金融収益が増加したものの、クレジットにおける営業貸付金の減少に伴う金融収益の減少により、前期に比べて1%減だそうです。
銀行クレジットの利益としては、クレジットにおいて新規実行件数の減少や事故発生率の低水準での推移などの影響から投機の信用損失費用が減少したことにより、前期に比べて23%増の480億円となったと書かれています。
今後は不動産セグメントの資産運用事業がどう推移するか、そして輸送機器セグメント主力の航空機リースがどうなるのか、この2つが、景気回復によりどこまで追い風となるかが重要な要素のように見受けられます。