目次
ドメイン
エーベルの3次元事業定義モデル
- 顧客層 …… 製品やサービスを享受する顧客がどの層であるか
- 顧客機能 …… 顧客の需要はなにか
- 技術 …… 顧客層に顧客機能を提供するためにどの技術を持つか
プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント
BCGのPMM

GEとマッキンゼーのビジネススクリーン

事業強度(地位):相対的マーケットシェア、価格競争力、製品の質、顧客や市場の知識、販売効率など
事業魅力度:市場成長率、市場規模、利益マージン、競争度、規模の経済性、学習曲線など
アンゾフの成長戦略

4つの組織文化タイプ

組織スラック:企業が内部に持つ余裕資源
技術戦略
マーケットイン:製品コンセプト起点として技術開発がスタート
プロダクトアウト:技術を起点として技術開発がスタート
C.クリステンセンの理論
持続的イノベーション
破壊的イノベーション
イノベーションのジレンマ
技術成果の事業化における課題
デビルリバー:基礎研究から応用研究への移行時に、基礎研究で開発されたシーズの社会的な有用性が識別しにくいといった困難
デスバレー:応用研究から製品開発へ移行時に、十分な資金や人材などの資源を調達できないという困難
ダーウィンの海:商品を市場に投入し、販売網を整備し競合に打ち勝って事業として軌道に乗せていく際の困難
シュンぺーターの5つのイノベーション
新しい何かを生み出すための『5つの新結合』
1.新しい財貨(製品)
・消費者がまだ知らない製品、または品質など。
2.新しい生産方式
・新しい生産方式や取扱い方法など。フランチャイズ方式含む。
3.新しい販路の開拓
・従来の販売先ではない先など。
4.原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得
・原料や半製品の新しい使い方など。
5.新しい組織の実現
・古い企業ではなく、新しい企業の出現など。
シュンペーターは、これらの新結合(イノベーション)を起こす経営者のことを企業家(起業家)と呼ぶ。また、企業家であることと、事業を単に運営することとは別の行為である。
今から事業を立ち上げる経営者だけでなく、今隆々と経営を続けている経営者にも、イノベーションは必要。継続してイノベーションを続けて行かなければ、いつかは衰退の憂き目に甘んじる。
『社会の上層はいわばホテルのようなものであって、いつも人々で一杯ではあるが、いつも違った人々で一杯なのである。この人々というのは、われわれ多くのものが認めようとするよりもはるかに著しい程度で下から上がってきた人々である。』
消費者行動理論
ロジャースの普及理論(イノベーター理論)
①イノベーター、②アーリーアダプター、③アーリーマジョリティ、④レイトマジョリティ、⑤ラガード
①と②の合計が16%のラインが商品普及のポイント
ムーアのキャズム理論
ハイテク技術を観察対象とした研究から、アーリーアダプターとアーリーマジョリティとの間には容易に超えられない大きな道(キャズム)があり、アーリーマジョリティへの普及がいかに速やかに行われるかが製品普及の分かれ道である。
アサエルの消費者行動類

精緻化見込みモデル
中心ルートか周辺ルート。動機付けと能力により決定される。
MOA分析
動機付け(Motivation)、能力(Ability)、機会(Opportunity)
ブランド基本戦略

価格戦略
価格の影響要因
消費者の需要(価格弾力性、市場均衡理論)
製品のコスト
競合の存在
法的規制
価格設定の方法
コスト志向の価格設定 - コストプラス法、マークアップ法
需要志向の価格設定
競争志向の価格設定(実勢型価格設定、入札型価格設定)
心理的価格設定:名声価格、端数価格、慣習価格、内的参照価格
製品ミックスによる価格設定方法
抱き合わせ価格
プライスライニング
キャプティブ価格:メインの製品を安く設定し付随する製品を一緒に購入してもらう価格政策
ターゲットコスティング:まず市場や消費者が求める目標価格を定めそこから企業が必要とする利益を差し引いて計算される原価をターゲットとする原価企画
コストプラス型プライシング:ある製品に要する変動費と固定費の水準をもとにマージンを付加する方法
ロスリーダー方式:採算を度外視した値段をつけた目玉商品を設定しその商品目当てに来店した顧客に目玉商品以外の商品お購入してもらうこと利益確保する。
ブランド化した製品では需要の価格弾力性が小さくなるため、価格を上昇させても多くの販売数量の実現が可能となる。