WOWOWを調べてみた
こんにちわ。
米国ETFをこよなく愛する女性投資家 リバ姉さんです。
先日WOWOWから配当金を受け取りました。思いもよらず8,000円もいただけて少しうれしくなりました。
さて、とは言うものの株価の戻りはさえないため、やはりこちらも塩漬け銘柄です。 2,663円で買っていて、現時点の株価は2,465円。 -7.44%なのでナンピン買いすればプラ転しそうですが、全体の相場が弱いので上がるのかどうか。
予想PER20倍、予想配当利回り3.25%ですので、比較的安定しているふうには思います。
では、業績を見てみましょう。
2019年度 | |
売上高 | 824億円 |
経常利益 | 92億円 |
純利益 | 50億円 |
営業利益率は11%と高いですね。やはり、いったん契約するとRecurringになるのがでかいです。
では、セグメント別に見ていきましょう。
売上 | 利益 | |
放送 | 780億円 | 82億円 |
テレマーケティング | 91億円 | 2.7億円 |
2018 | 2019 | 対前年差 | 対前年 増減率 | |
新規加入件数 | 660,191 | 563,915 | -96,276 | -14.6% |
解約件数 | 635,100 | 610,642 | -24,458 | -3.9% |
正味加入件数 | 25,091 | -46,727 | -71,818 | – |
累計正味加入件数 | 2,901,493 | 2,854,766 | -46,727 | -1.6% |
内)複数契約 | 415,289 | 409,910 | -5,379 | -1.3% |
内)宿泊施設契約 | 64,180 | 70,358 | 6,178 | 9.6% |
新規契約数、解約数を見ると、人口増が見込まれないなか、そして動画配信が数々出現するなか、状況は芳しくない。
チャレンジは、1) 動画配信サービスの台頭を始めとする競争の激化に加えて、2)新型コロナウイルス感染症の影響にて国内外のイベントの相次ぐ延期、中止等、エンタメへの影響が甚大で、事業環境の不確実性が増していることがあげられます。
それら課題の解決策として3つ記されています。
- 徹底的なコンテンツの差別化
- デジタルサービスの拡大
- 新たなサービスの拡大
新型コロナウイルス感染症の影響により、閉塞感が高まり、人と人との間に距離が生まれコミュニケーションが希薄になりつつある中、「共感」や「繋がり」といったニーズが急激に高まっていると考え、上記課題に取り組み、エンタメを中心としたさまざまなサービスを提供していくと書かれていました。
課題ははっきりしているので、コンテンツの差別化が何よりも大切ですね。
従業員数は573名と記載があります。 やはりいいビジネスモデルですね。
問題は顧客にあきられないコンテンツをつくり続けることと、世の中のデジタル化、イノベーションによりビジネスモデルが吹っ飛ぶことがあるため、そこは要注意です。
強いて言えば、セグメントがあまり分かれていないので、別の事業体を探す必要があるようにも見受けられます。