目次
資金配分は4%ルールを厳守
1銘柄に投資するのは全投資資金の4%を上限としよう。
投資資金が 500 万円なら、投資上限金額はその4%である 20 万円までとします。
いくらその企業が魅力的に見えても、株価が下がるリスクや上がらない可能性は常にあります。1銘柄に集中させるのではなく、複数銘柄に分散投資しよう。
投資先の株価が値上がりしたことで4%を超える分には問題ない。あくまで投資資金は4%までというルールを実践していきます。
株の売却ルール:25%のトレーリングストップ
売却するのは「購入後の最高値から 25% 下落した時」というルールが、25% トレーリング・ストップです。
100万円で購入した時トレーリング・ストップ価格は75万円となります。その後株価が上がらず、ずっと値下がりしてしまった場合、75ドルになったら売却(損切り。損失は最大値の25%である25ドル)をします。
100万円で購入しその後120万円まで値上がりした場合、トレーリング・ストップ価格は90万円となります。90万円になったら売却(損切り。損失は10万円)となります。
100万円で購入しその後200万円まで値上がりした場合、トレーリング・ストップ価格は150万円となります。150万円になったら売却(利確。利益は50万円)します。
常に、購入後の最高値から 25% 下の価格が売却価格というルールを自分の中で持つようにすると、損失を小さくしつつ利益はできるだけ大きくする効果を狙っていけるはずです。「損小利大」は投資で勝つための原則だと心に刻んでおきたいです。
株の最大リスクとリスク許容度
この4%ルールと 25% ルールを組み合わせることで、1銘柄での最大損失額は投資資金の1%(4% ×25%)となります。投資資金500 万円の場合、投資資金は4%の 20 万円であり、それを投資した場合の失う可能性の最大金額は、その 25% である 5万円ということになります。一方、20 万円を投資して期待できるリターンは、例えば株価5倍になれば 100 万円だし、10 倍になれ200万円となります。
これらのリターンが期待できる代わりに、3 万円を失うことができるか?これがイエスなら投資
すれば良いし、もし 5 万円を失うのが経済的に、もしくは心理的に耐えられないなら投資しなければ良いと
いうことになります。この5万円が「リスク許容度」となります。